デスクトップPC向けバックアップ~バックアップ編
2018年03月22日
- ITインフラ
- QNAP機能紹介
QNAP NetBak Replicatorを利用したWindowsPCのバックアップ手順を説明します。
QNAP NetBak Replicator とは
Windowsユーザーのためのバックアップを支援
QNAP NetBak Replicatorは、Windowsユーザーのための無料のPCバックアップユーティリティです。
Windows PC(※)からディスクドライブ全体、文書、写真、音楽、動画などのデータをQNAP Turbo NASにバックアップ(リアルタイム同期、定期バックアップ、自動バックアップ)することが簡単にできます。
※ Windowsサーバのバックアップソフトとしても利用することができます。
操作も非常にシンプルで、大変使いやすくなっています。
すべてのQNAP Turbo NASで無料で利用することができます。
QNAP NetBak Replicatorは、Windowsユーザーのための無料のPCバックアップユーティリティです。
Windows PC(※)からディスクドライブ全体、文書、写真、音楽、動画などのデータをQNAP Turbo NASにバックアップ(リアルタイム同期、定期バックアップ、自動バックアップ)することが簡単にできます。
※ Windowsサーバのバックアップソフトとしても利用することができます。
操作も非常にシンプルで、大変使いやすくなっています。
すべてのQNAP Turbo NASで無料で利用することができます。
QNAP NetBak Replicatorを利用したバックアップ方法
今回はインストールからバックアップ設定までの手順を説明します。
NetBak Replicator のインストール
- バックアップしたいデータのあるWindows PCのシステム要件を確認
- Windows10,Windows8.1,Windows8,Windows7,Windows Vista,XP(SP3),・Windows Server 2012 R2, Windows Server 2012, Windows Server 2008 R2
- 1GHz 以上のプロセッサー(x86 32-bit or x86 64-bit)
- メモリ1GB RAM(32-bit) もしくは2GB RAM(64-bit) 以上
- QNAPのユーティリティサイト(http://www.qnap.com/utilities)へアクセス
- NetBak Replicatorの項目より最新のインストールモジュール(QNAPNetBakWindows-x.x.x.xxxx.exe)をダウンロード
- バックアップしたいWindowsPCにて、ダウンロードしたインストールモジュールをダブルクリック
- 言語選択のウィンドウが開きます。
- 「日本語」を選択
- [OK] クリック
- NetBak Replicator セットアップ ウィザードへようこそ 画面が表示されます。
- [次へ]クリック
- ライセンス契約書 画面が表示されます。
- このライセンス契約書に同意します チェックOn
- [次へ]クリック
- コンポーネント選択 画面が表示されます。
- インストールするコンポーネントを選択
- [次へ]クリック
- インストール先選択 画面が表示されます。
- インストール先フォルダを選択
- [次へ] クリック
- 起動オプション 画面が表示されます。
- 起動オプションを選択
- [インストール]クリック
- インストールが完了するまで待ちます
- インストール完了画面が表示されます。
- [次へ]クリック
- セットアップウィザード完了 画面が表示されます。
- [完了]クリック
セットアップが完了しました。
バックアップ環境の準備
- セットアップウィザード完了画面を閉じると、初回時に「ネットワークの位置ウィザード」画面が起動します。
- バックアップ環境の設定を行います。
「開始」クリック - NAS選択画面が表示されます。
バックアップ先となるQNAPの選択と、どこのフォルダにバックアップを行うかを予め設定します。
バックアップ先のQNAPが検索され、リストアップされます。 - データを保存するQNAPを選択
- [次へ]クリック
- 共有フォルダ選択画面が表示されます。
- バックアップ保存先のフォルダを選択
バックアップ保存先のフォルダは予めQNAPの管理画面で専用の共有フォルダを作成しておくことで任意のフォルダにバックアップすることができます。 - [次へ]クリック
- 接続画面が表示されます。
- バックアップを実行するユーザー名とパスワードを入力
ここのユーザー名とパスワードは、QNAPで作成したローカルユーザー名(adminでも可)、もしくは、ActiveDirectoryに参加している場合はActiveDirectoryのユーザー名となります。 - [OK]クリック
- 完了画面が表示されます。
- [終了]クリック
これでQNAPにバックアップできる環境が整いました。
バックアップの設定
バックアップ環境の準備が完了すると、初回時はデータのバックアップ、復元向けのシンプルモードの画面が起動します。
モード | 説明 |
---|---|
シンプルモード | 即時バックアップ、復元するために利用します。 バックアップターゲット、バックアップ先のフォルダを指定してバックアップし、復元します。 |
拡張モード | スケジュールバックアップ、自動バックアップするために利用します。 (拡張モード内で即時バックアップ、復元することも可能) |
今回は、「拡張モード」でバックアップ設定をします。
拡張モードでは「オートバックアップ」「スケジュールバックアップ」の機能があります。
また、オプションでバックアップや復元時に除外するファイルの指定やログ通知する電子メールの設定ができます。
また、オプションでバックアップや復元時に除外するファイルの指定やログ通知する電子メールの設定ができます。
オートバックアップ
バックアップターゲットのフォルダを指定し、フォルダ内のデータに変更(追加、削除、変更)があるとリアルタイムでバックアップ先のフォルダに反映されます。
予め「バックアップ先でファイルを削除しない」設定することで追加または変更されたファイルのみバックアップ(増分バックアップ)することも可能です。
予め「バックアップ先でファイルを削除しない」設定することで追加または変更されたファイルのみバックアップ(増分バックアップ)することも可能です。
スケジュールバックアップ
時間毎、曜日毎、日にち毎などスケジュールを組んでフルバックアップすることが可能です。
バックアップ毎にフォルダーを作成し、バックアップデータを世代別で残すこともできます。
バックアップ毎にフォルダーを作成し、バックアップデータを世代別で残すこともできます。
次回は、QNAP NetBak Replicator を利用したデータの復元(リストア)方法 を説明します。