デスクトップPC向けバックアップ～データ復元編

前回は、QNAP NetBak Replicatorを利用したWindowsPCのバックアップ手順 を説明しました。
今回は、QNAP NetBak Replicatorを利用してWindowsPCにバックアップしたデータの復元手順を説明します。

QNAP NetBak Replicator は、Windowsユーザーのための無料のPCバックアップユーティリティです。

Windows PC（※）からディスクドライブ全体、文書、写真、音楽、動画などのデータをQNAP Turbo NASにバックアップ（リアルタイム同期、定期バックアップ、自動バックアップ）することが簡単にできます。

※Windowsサーバのバックアップソフトとしても利用することができます。

操作も非常にシンプルで、大変使いやすくなっています。

すべてのQNAP Turbo NASで無料で利用することができます。

今回はNetBak Replicatorでバックアップしたデータの復元手順を説明します。

1. QNAP NetBak Replicator 起動
   
2. ［インスタンス復元］クリック
3. 即時復元ウィザードが表示されます。
   
4. 以下の項目を設定

   ソース	データをバックアップしているQNAP
   ユーザーとコンピューター	バックアップ元のPC
   復元するファイルあるいはフォルダ	復元する項目

5. ［次へ］クリック
6. リストア場所設定画面が表示されます。
   
7. リストアする場所を設定
   バックアップ元のPCのどこにデータを復元するか選択します。
   ● リストアする場所

   オリジナルのパスにリストアする	バックアップ元のフォルダにデータを復元する
   選択パスにリストアする	別の場所にデータを復元する

   ● 内容の異なったリストアファイルが存在する場合

   このファイルをスキップして続行	リストアデータの保存先に同じファイル名が存在していた場合、そのファイルを置換えせずにスキップします
   すべてのファイルをリストアする	リストアデータの保存先に同じファイル名が存在していた場合でも、自動的にファイルを置換えます
   警告ダイアログを表示	リストアデータの保存先に同じファイル名が存在していた場合、置換えを行うかどうか確認するダイアログを表示します

8. ［開始］クリック
9. 完了通知ダイアログが表示されます。
   
10. ［OK］クリック

データの復元が完了しました。

1. セットアップウィザード完了画面を閉じると、初回時に「ネットワークの位置ウィザード」画面が起動します。
   
2. バックアップ環境の設定を行います。
   「開始」クリック
3. NAS選択画面が表示されます。
   
   バックアップ先となるQNAPの選択と、どこのフォルダにバックアップを行うかを予め設定します。
   バックアップ先のQNAPが検索され、リストアップされます。
4. データを保存するQNAPを選択
5. ［次へ］クリック
6. 共有フォルダ選択画面が表示されます。
   
7. バックアップ保存先のフォルダを選択
   バックアップ保存先のフォルダは予めQNAPの管理画面で専用の共有フォルダを作成しておくことで任意のフォルダにバックアップすることができます。
8. ［次へ］クリック
9. 接続画面が表示されます。
   
10. バックアップを実行するユーザー名とパスワードを入力
    ここのユーザー名とパスワードは、QNAPで作成したローカルユーザー名（adminでも可）、もしくは、ActiveDirectoryに参加している場合はActiveDirectoryのユーザー名となります。
11. ［OK］クリック
12. 完了画面が表示されます。
    
13. ［終了］クリック

これでQNAPにバックアップできる環境が整いました。

1. QNAP NetBak Replicator 起動
2. インスタンスの復元 タブクリック
   
3. 以下の項目を設定

   ソース	データをバックアップしているQNAP
   ユーザーとコンピューター	バックアップ元のPC
   復元するデータ	任意
   復元先	バックアップ元のPCのどこにデータを復元するか

   
   
4. ［復元開始］クリック
5. 完了通知ダイアログが表示されます。
   
6. ［OK］クリック

データの復元が完了しました。