TVS-873e 性能評価

2018年05月14日

  • ITインフラ
  • QNAP機能紹介
AMD RX-421BDクアッドコアAPU及びPCIeの拡張性を備えた「TVS-873e」のパフォーマンスを評価しました。
iSCSI、CIFSでマウントをした場合、どの程度の性能が出るかを確認しました。

評価環境

ノートPCにTVS-873eをiSCSI、CIFSで接続をしてベンチマークを実行しました。
ネットワーク接続は、1GbE直結です。
評価環境イメージ

評価機器

  • QNAP TVS-873e-8G(HGST 2TB SATA HDD x4本、RAID5(実効容量4.96TB))
  • OSバージョン:4.3.4.0516 build 20180315

構成

iSCSI LUNを設定します。PCでiSCSI LUNをドライブとして設定します。
CIFSを設定します。PCからネットワークドライブの割り当てをしてマウントします。

IOPS測定

使用したツール「CrystalDiskMark」です。
設定内容は、以下の通りです。
  • データサイズ 16GB
  • 実行回数 9回

結果

CIFS

iSCSI

TVS-873e ベンチマークIOPS
CIFS、iSCSIとも大きなアクセス差はありませんでしたが、ランダム読み書きの4KBでエンタープライズモデルと同じ位の速度がでました。(グラフの単位はMB/sです)
一般的に利用されている1GHzネットワーク環境で、パフォーマンスを最大限に発揮できます。

10GbE構成の最大1052MB/秒のスループットに対しては、電力消費を抑えて非常に高速なマルチタスクが可能になります。
詳しくはメーカーサイトをご覧ください。

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