アナログ回路設計/検証
高度な設計技術と豊富な経験・実績で、デバイスの性能を最大限に引き出します。
三栄ハイテックスは、パワーマネジメント、センサー、ADC、オーディオ、発振器、モーター制御など、さまざまなカテゴリーで高性能アナログLSIを開発し、多くの実績を積み重ねてきました。自社で育て上げられたアナログ設計エキスパートが、深く広い知識と技術資産を活用して、半導体メーカーをはじめとする、お客さまからのハイレベルな要求にも、ご満足いただける品質とコストパフォーマンスで応えます。
アナログ回路設計・検証サービス
LSIアナログ回路設計の技術開発
新しい回路技術、設計手法を取り入れるために、MATLAB/Simulinkを用いた技術開発を進めています。この開発経験で得た技術や手法を用いて、ΔΣADCやデジタル電源を設計しました。
設計効率の追求
特にアナログ回路設計にクローズアップし、設計効率を追求しています。PVT(プロセス・電源電圧・温度)の条件振りシミュレーションや、従来は目視チェックをしていた回路図エラーの有無の確認などの一般的なルーティンワークの自動化に加え、より高度な自動化にも挑戦しています。
一貫設計
当社では、回路設計者から回路特性について詳細説明を受けたレイアウト設計者が、レイアウトパターンを描き表します。回路図を読めるレイアウト設計者を有することは当社の大きな強みです。彼らは回路特性だけでなく、LSI/半導体内部の構造や現象、寄生素子による影響をも熟知する、まさにエキスパートです。
アナログ回路設計実績
当社の強みは、豊富な経験により培った広い技術領域。微細プロセスにも対応しており、16nm(FinFET)プロセスでの開発実績があります。
主な対象領域
車載 ・ 民生機器 ・ 産業機器
車載 ・ 民生機器 ・ 産業機器
アナログ回路設計フロー
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01
仕様検討 -
02
アーキテクチャ設計 -
03
回路設計 -
04
レイアウト設計 -
05
Fab工程 -
06
試作評価
01仕様検討
当社には設計だけでなく、仕様検討を担える設計者もそろっています。開発するLSI/半導体の要求仕様をもとに設計仕様を作成します。
02アーキテクチャ設計
要求されるシステムLSIの動作・特性を実現するため、MATLAB/Simulinkや機能モデルverilogAを活用してアーキテクチャを設計しています。Mixed-Signal LSI開発ではこの段階でアナログとデジタルを適切に融合および分離します。システムLSI設計工程をトップダウン方式で効率化するアーキテクチャ設計者を有することが当社の特徴です。
03回路設計
設計仕様とアーキテクチャ設計をもとに回路定数を設計します。設計後は、アナログ特性についてはピュアSPICEで、Mixed-Signal回路ではAMSで設計検証しています。国内外主要FABの多種多様なPDKを用いて設計検証する当社では、設計/検証環境も自社内で構築します。また、設計/検証ツールの最適化・効率化も推し進めています。
04レイアウト設計
回路設計者とレイアウト設計者を共に有する当社では、両者のコミュニケーションにより回路特性を損なうことなく最小サイズのレイアウトパターンを実現します。また、物理検証とは別に検証の一環としてポストレイアウトシミュレーションも実施します。
05Fab工程
06試作評価
当社で設計したLSI/半導体、またはお客さま側で設計したLSI/半導体を試作評価できる技術者と測定機器をそろえています。