産業向けカメラシステム開発
既存のカメラシステムをベースに、差分によるご要望に応えた事例。流用元の仕様を理解した上で、要求仕様を反映する設計を提案しました。
システム概要
システム要件
お客さまのご要望
- 産業向けカメラの開発。ホストとのインターフェースはCameraLink。
- マイコンはFPGAベンダーが提供するNiosII を使用。
- 既存カメラからの置き換えのため、ホストからの通信にはフォーマットだけでなく、レスポンスも一定量だが互換性の要素としたい。
- 機能・性能は、既存カメラからの差分による要求仕様で対応すること。
提案内容(特徴)
- 流用を前提とする、仕様差分の反映
すべてを新規設計するのではなく、流用元を理解し、仕様差分をどう反映していくかを提案しました。設計仕様書がない場合でも使い方やRTLを元に設計する工程を提案することが可能で、一番多くご要望いただく手法です。 - 論理検証環境の提案
FPGAのため実機検証ができますが、デバッグの観点で論理検証も工程として提案。LSI/半導体設計(ASIC、ASSP等)で培ったテストケースの作成を行い、事前に検証ボリュームを意識合わせしました。