オーディオや産業・医療機器など、幅広い用途に対応。
さまざまな回路方式のADCに実績があります。
中でも、デルタシグマ(ΔΣ)、逐次比較(SAR)、パイプライン(Pipeline)回路方式は、豊富な経験を有しています。
主なADC開発実績
回路方式 |
主な用途 |
デルタシグマ(ΔΣ) |
計測器、オーディオ、高精度センサー |
逐次比較(SAR) |
汎用、マイコン内蔵、低電力センサー |
パイプライン(Pipeline) |
産業・医療機器、ビデオ、通信 |
ΔΣADC①
特徴
用途 |
オーディオ向け |
次数 |
3次 |
サンプリング周波数 |
6MS/s |
精度 |
16bit@1KHz入力 |
ポイント |
- アナログ部分について安定な定数設計、ノイズ設計
- デジタル部分は用途に応じて最適化
オーディオ等では上記の構成。DC入力であれば、補正フィルターを省略して、ローパスフィルターは平均処理のみでも可。
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ブロック図
ΔΣADC②
特徴
用途 |
温度センサー向け |
次数 |
2次 |
サンプリング周波数 |
8MHz、512クロックで動作(この期間で入力電圧変化がない用途向け) |
分解能 |
12bit |
ポイント |
- アナログ部分について安定な定数設計、ノイズ設計
- デジタル部分は用途に応じて最適化
オーディオ等では上記の構成。DC入力であれば、補正フィルターを省略して、ローパスフィルターは平均処理のみでも可。
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ブロック図
逐次比較ADC
特徴
用途 |
マイコン向け |
サンプリング周波数 |
1MS/s, 20MHz CLK動作 |
分解能 |
10bit |
ポイント |
- 容量DAC、抵抗DACの素子サイズは、必要なINL,DNLと比精度の情報から最適化
- 容量DAC、抵抗DACは比精度のとれるレイアウト設計
- PreAmpの段数は速度とゲインによって、1段 or 2段を検討
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ブロック図
パイプラインADC
特徴
用途 |
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サンプリング周波数 |
20MS/s |
分解能 |
12bit |
ポイント |
- 設計初期に容量のミスマッチ、アンプの出力誤差から性能を算出、素子ノイズと合わせて、容量サイズ、アンプのDCゲイン・f特、構成等を検討
- 容量DACは比精度のとれるレイアウト設計
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ブロック図
逐次比較ADC評価ボードシステム
実装できる機能や特徴
- 評価装置を使うと時間がかかる電圧の切り替えを、高速DACを使ってADCの変換スピードで実施
- 出力される膨大なADCの結果データを、FPGAを使って取り込むことができる
- ニーズに合わせた任意の波形を入力可能
- 評価装置を削減可能
- 評価時間を大幅に削減
- 繰り返し測定可能
- 長時間(1000hなど)測定し統計処理後のデータだけ結果として出力可能(データの圧縮)
イメージ
評価結果(例)
ブロック図