車載向けセンサー画像評価システム開発
PCに取り込んだ画像でアルゴリズム検討ができる、実証実験用プラットフォーム。
汎用インターフェースやモジュールを活用し、開発コストを軽減しました。
汎用インターフェースやモジュールを活用し、開発コストを軽減しました。
システム概要
システム要件
お客さまのご要望
- システムの実証実験用プラットフォーム開発。画像センサーの I/F は CameraLink。車速に連動し撮像スピードを可変にする。
- プラットフォームは、PCに取り込んだ画像でアルゴリズムの検討ができること。検討したアルゴリズムを将来的に組み込む仕組みであること。
- 画像には位置情報とフレーム抜けがないことが確認できる情報を含むこと。
- 自動車に搭載して実証実験するため、システム全体がなるべく小型になること。小型PCでも搭載されているUSBで接続ができること。
提案内容(特徴)
- コスト低減のため、FPGAベンダが提供しているIPを使える箇所は使うように設計。
- PL部からPS部へ接続するためにはAXIバスのIPを使用し、コストだけでなくSoC開発としてリスクのあるバス設計のリスクの低減。UARTやDDRなどの汎用インターフェースの活用。
- 開発コスト低減のため、GPSやDDRメモリは汎用モジュール品を利用するよう設計。
- 予測製造台数が 数台~数十台であったため、汎用品を利用するほうが、トータルコストが安いと判断。
- 実機機能評価も合わせて実施することで、机上検証(論理シミュレーション)との比率の最適化を行い、検証コストや作業遅延を考慮。
- 本開発工程がウォーターフォール開発よりも、アジャイル開発が適していると推察。