ICT教育

次世代を担うICT技術者の育成
第4次産業革命やグローバル化に対応する理系人材の不足予想による、人材育成が必要との行政見解があります。
文部科学省は、技術の進化や時代が変化しても通用する力を子どもたちに育む学校教育の実現を目指すため、以下をポイントとした小学校、中学校、高等学校の新学習指導要領を公示しました。(2017年3月、および2018年3月)
  • 情報活用能力を、言語能力と同様に『学習の基盤となる資質・能力』と位置づけ
  • 学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実に配慮
三栄ハイテックスでは、これに呼応し、ロボット製作とプログラミングによる STEM教育にて、プログラミングのスキルを身に着けるだけでなく「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成」を目的とした、ロボット科学教育の事業を立ち上げました。

子ども向けプログラミング教室 Kicks浜松

子ども向けプログラミング教室「Kicks(キックス) 浜松西教室」を三栄ハイテックス株式会社 技術開発センター内に開講しました。ロボット科学教育のKicksは、2003年の設立から15年にわたりロボットの製作とプログラミングで子どもたちを夢中にさせてきた、STEM教育のパイオニアです。使用するキットは、レゴ®ブロック。遊びを通じて子どもたちの学びを培います。
子どもたちが世界で活躍できる力を育てます
第4次産業革命やグローバル化により、社会や生活が大きく変化しています。
予測できない変化に負けず、自らの可能性を発揮する子どもたちを育てるため、私たちは、Kicks/Crefus のロボット科学教育を通して、
  • 自発力 自分から積極的に取り組み、周りと関わろうとする力
  • 夢中力 好きなモノを見つけ、夢中で取り組みこだわる力
  • 想像力 豊かな発想で新しいものを生み出す力
  • 問題解決力 新たな課題を論理的に考え、諦めずにやりぬく力
  • コミュニケーション力 自分の想いを表現し、友だちの想いに寄り添い、協働する力
を子どもたちに育みます。

Kicks/Crefusについて

私たちが夢中になって目指していること。
それは子どもたち一人一人に最高の未来を描く力を届けること。
ロボット科学教育のKicks/Crefusは、2003年の設立から15年にわたり、ロボット製作とプログラミングで子どもたちを夢中にさせてきた、STEM教育のパイオニアです。
STEM教育は、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の教育分野を総称したことば。日本の教育では、2020年度から、小学校でのプログラミング授業が必修となりますが、目的は「自分で学び、自分で理解していくこと」。
いま、さまざまなロボット製作やプログラミング教室が増える中、業界のパイオニアである私たちの想いは一貫しています。これからの未来に向けて、人工知能(AI)などさまざまな技術革新や社会の変化を楽しめる、人生を幸せに過ごしていけるチカラを子どもたちに与えたい。そのために、私たち自身が夢中になって築き上げたプログラムがKicks/Crefusです。
自分から夢中になって取り組みみんなと協力してあきらめずにやりぬく
好きなことだから、夢中になれる。
でも、私たちは、夢中の先に広がる、最高の未来を目に見えるカタチで親子で実感いただける環境をお届けいたします。お子さまの成長は、身近な実感から、世界に目が向けられる実感まで。塾でも習い事でもない、お子さまの未来にワクワクできる環境を。
Kicks/Crefusだからこそお届けできる、夢中の先に広がる世界です。
⽬標実現に向けて論理的に考えていく「チカラ」を⾝につける
2020年度から⼩学校でプログラミング教育が必修化されます。プログラミング教育の⽬的は、専⾨家の育成ではありません。⽬標実現に向けて論理的に考えていく「チカラ」である「プログラミング的思考」を⾝につけ、さまざまな教科や⽣活に生かせるようにすることです。それが、AI社会で活躍する未来を、⼦どもたちが⾃分の⼿でつかむための「チカラ」になっていきます。しかし、⼦どもたちがこの「チカラ」を⾝につけるのは簡単ではありません。そこで⼤切になるのが、⼦どもでも理解できる「教材」と、学習を導く「学習システム」です。Kicksでは⽬で⾒てさわれる「教材=ロボット」を、実績17年のノウハウがつまった「学習システム」で学ぶことで、⽬標実現に向けて論理的に考えていく「チカラ」をより⾝につけられるようになります。

幼稚園向けプログラミング特別教室の開催(年長クラス対象)

幼児期からのSTEAM教育の支援
当社では、幼少期からの論理的思考力と創造性を育むための社会貢献活動(サステナビリティ活動)として、地域の幼稚園の年長クラスを対象に「幼稚園向けプログラミング特別教室」を開催しています。
本プログラムは、Crefusの幼稚園年長向けコンテンツを使用した、実践的かつ体験型の特別教室です。

活動の目的と教育メソッド

幼児期の子どもたちが「プログラミング的思考」を楽しみながら身につけられるよう、教育効果の高い以下のメソッドを採用しています。

レゴ®を使った“つくる・考える・うごかす” 一連の体験

  • レゴ®キットを使ってモデルを組み立てる
  • タブレットで命令(プログラム)をつなげて動かす
  • 自分の操作がモデルの動きに反映される達成感を体験
視覚的かつ直感的に学べるこのプロセスは、幼児期に最も効果的な学習アプローチです。「つくる → 考える → うごかす」の流れを通じて、自然と論理的思考が育まれます。

一斉指導と個別指導(自律演習の機会を含む)を組み合わせたハイブリッド授業

授業は、インストラクターによる一斉指導を基本とし、ワークシート(テキスト)を活用しながら学習を進めます。
同時に、生徒の進捗や理解度に応じたインストラクターの個別指導も行い、一人ひとりの「わかった!」を引き出します。

幼児期に教室で得られる具体的な力【非認知能力の育成】

本特別教室を通じて、年長児は遊びながら未来につながる重要な基礎能力を身につけます。
  • プログラミング的思考(指示を組み立てて動かす力)
  • 問題解決力(自分で考え、試行・改善する経験)
  • 創造性・表現力(モノづくりを通した自己表現)
  • 集中力(学びに没頭し、やり抜く姿勢をはぐくむ)
遊びながら自然に身につくため、幼児にとって負担なく“未来の学び”を体験できます。
遊びながら自然と「学ぶ姿勢」を身につけられることが最大の魅力です。

当社のサステナビリティ方針における位置づけ

本取り組みは、当社が掲げる「教育を通じた社会価値創出」の一環です。
幼児期からテクノロジーに触れる機会を提供することで、地域の子どもたちが未来に向けて主体的に学び続けられる環境づくりに貢献しています。当社は、専門的な教育コンテンツとリソース(教材、インストラクター)を活用し、幼稚園という早期教育の場からデジタルリテラシーの基礎を築く支援を継続してまいります。子どもたちの「考える力」と「表現する力」を育み、未来社会の発展に寄与してまいります。

浜松ITキッズプロジェクト

「浜松ITキッズプロジェクト」に授業コンテンツを提供。IT技術者の卵を育てる一助に。
「学術都市+IT都市」としての発展を目指す浜松市は、市の将来を担い地域産業に貢献する人材の育成を目的に、浜松市在住の小学生を対象とした、体験型・実践型の課外IT講座「浜松ITキッズプロジェクト」を開催しています。
当社は、ソフトウエア開発の一環としてスマートフォン・タブレットなどのアプリケーションの開発を行っている技術を活用して、ITキッズプロジェクトの授業コンテンツ用タブレットPCのアプリケーションを開発しています。また、それらを利用した授業の一部(IT算数)を提供しております。地元・浜松に多くの「エンジニアの卵」を育てる一助となるよう、地域貢献活動を続けてまいります。
 
※浜松ITキッズプロジェクトの詳細につきましては、公式サイトをご覧ください。