機能安全規格ISO26262への取り組み
自動車用の機能安全規格ISO26262に準拠した車載ソフトウエアの開発支援
DNV社によるトレーニングを受講した認定技術者が在籍。機能安全規格ISO26262の適用が必要な場合は、認定技術者を中心とするチームにより、お客さまの安全管理に準拠した開発サービスを提供します。INDEX
機能安全に関する教育の推進
当社では、お客さまからの高い安全性へのニーズに対応するため、機能安全に関する教育を進め、機能安全に向けた体制を構築しています。
機能安全規格ISO26262に準拠した認定技術者を育成
当社にはDNV社によるISO26262トレーニングを受講し、以下の認定を取得した技術者が約20名(2020年07月現在)在籍しています。
認定
- Automotive Functional Safety Practitioner Basic (AFSP-B)
- Automotive Functional Safety Practitioner Competent (Software) (AFSP-C (SW))
機能安全規格ISO26262対応のプロセスをご要望されるお客さまには、お客さま内の安全管理者の下、当社の認定技術者を中心とするチームが対応します。
開発プロセス
Automotive SPICEをベースにお客さまが保有するプロセスへテーラリングし、設計工程から検証工程まで高品質で一貫したサービスを提供します。
また、組み替え・変更などのご要望にも柔軟に対応しますので、ご相談ください。
※ 当社にはAutomotive SPICE Provisional Assessorの資格を有する者が在籍しています。
また、組み替え・変更などのご要望にも柔軟に対応しますので、ご相談ください。
※ 当社にはAutomotive SPICE Provisional Assessorの資格を有する者が在籍しています。
工程 | 成果物 |
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要件定義 | 要件定義書 |
基本設計 | ソフトウエアアーキテクチャ設計書 |
詳細設計 | ソフトウエア詳細設計書 |
実装 | ソースコード・オブジェクト、静的検証結果報告書、実施環境・手順書・ログ |
単体検証 | 単体検査書・結果報告書、検査環境・手順書・ログ、各種制限事項チェック結果報告書 |
結合検証 | 機能検査書・結果報告書、性能報告書、検査環境・手順書・ログ、各種制限事項チェック結果報告書 |
工程共通 | レビュー記録、トレーサビリティー |
保有ツール
当社では、お客さまからのご要望に応えられるようさまざまな設計・検証ツールを取りそろえています。
- 統合開発環境 MULTI
- C言語用ソースコード静的解析ツール「Helix QAC」(MISRA-C:2004, 2012, CERT-C オプション付き)
- 共有変数自動解析ツール SharedVariableChecker2
- カバレッジマスター winAMS (MC/DC オプション付き)
- ネットワークおよび分散システム用テストツール「CANalyzer」 ※CANalyzerはベクター社の製品です
- LAN回路テスト&ロギングツール「MLT PX-10 model C2」
- トレーサビリティ管理ツール「microTRACER」