UPS設定方法
2018年03月21日
- ITインフラ
- QNAP設定手順
QNAPは標準でUPSのコントロールが可能です。
専用のエージェントをインストールする事もなくコントロールできますので非常に便利です。
専用のエージェントをインストールする事もなくコントロールできますので非常に便利です。
QNAPとUPSをUSBケーブルで接続をする
- QNAPとUPSをUSBで接続します。
- QNAPの管理画面を表示します。
- コントロールパネル を表示します。
- 左ナビゲーション:外部デバイス を選択します。
- 「UPS」タブを表示します。接続したUPSの情報が設定画面の下段に表示されます。
※ 表示されないUPSは、QNAPからはコントロールできません。
QNAPで対応をしているUPSは、以下のURLから確認をする事が可能です。
https://www.qnap.com/i/jp/product_x_grade/cat_intro.php?g_cat=9&hf=0 - お使いのQNAPのベイ数、モデルを選択してください。
QNAPでUPSの設定をする
QNAPからUPSをコントロールする方法は2つあります。
今回は後者で設定をします。
「AC電源が故障した場合、システムはauto-protection(自動保護)モードに移行します。」のラジオボタンにチェックを入れて、何分後に自動保護モードに移行させるか?を設定し、「すべてに適応する」ボタンをクリックします。
- AC電源が故障した場合、サーバをオフにする。
停電などでUPSがバッテリー運用になった場合、指定時間後(デフォルトは5分)に、shutdownする。
⇒ 停電時に指定時間を経過すると、QNAPがshutdownをします。完全に電源OFFとなります。 - AC電源が故障した場合、システムはauto-protection(自動保護)モードに移行します。
停電などでUPSがバッテリー運用になった場合、指定時間後(デフォルトは5分)に自動保護モードに移行する。復電後、自動的にQNAPが再起動をする。このとき、QNAPの電源は落ちません。
⇒ 停電時の復電で自動的にQNAPが立ち上がります。運用的には手間が掛からず良いと思います。
今回は後者で設定をします。
「AC電源が故障した場合、システムはauto-protection(自動保護)モードに移行します。」のラジオボタンにチェックを入れて、何分後に自動保護モードに移行させるか?を設定し、「すべてに適応する」ボタンをクリックします。
- 「AC電源が故障した場合、システムはauto-protection(自動保護)モードに移行します。」のラジオボタンにチェックを入れます。
何分後に自動保護モードに移行させるか?を設定します。
[すべてに適用する] ボタンをクリックします。
停電になると、QNAP側でも以下の様にUPSのステータスが表示されます。
- この状態から、先ほど設定をした時間を経過すると、QNAPが自動保護モードに移行します。
UPSの設定をする
停電になった場合、UPSはバッテリー駆動となります。しかし、UPS側のshutdown時間設定をしないと、バッテリーが無くなるまでUPSの電源が落ちません。
最近のUPSには、バッテリー駆動になった場合、UPSをshutdownする機能がついています。製品のマニュアルを参考にshutdown時間の設定を行います。
この設定をすると、UPSの電源が落ち、自動保護モードだったQNAPの電源も落ちます。
最近のUPSには、バッテリー駆動になった場合、UPSをshutdownする機能がついています。製品のマニュアルを参考にshutdown時間の設定を行います。
この設定をすると、UPSの電源が落ち、自動保護モードだったQNAPの電源も落ちます。
復電する
停電から復電すると、UPSの電源が入り、QNAPも自動起動します。