Virtualization Station バックアップ・リストア手順~VM編~
2018年03月21日
- ITインフラ
- QNAP設定手順
仮想ホストのイメージをリモートのQNAPにバックアップする方法について説明します。
バックアップの際に世代管理や、スケジュールをしたい場合には、「スナップショットを利用したバックアップ」にてバックアップをしてください。
バックアップの際に世代管理や、スケジュールをしたい場合には、「スナップショットを利用したバックアップ」にてバックアップをしてください。
評価環境
ハードウェア構成
バックアップ元
機種名 | QNAP Turbo NAS TVS-882 |
---|---|
CPU | Intel®Core™i5-6500 3.2GHz クアッドプロセッサー |
MEM | 16GB DDR4 RAM |
HDD | 4TB SATA x6台(物理容量24TB) |
バックアップ先
機種名 | QNAP Turbo NAS TVS-882 |
---|---|
CPU | Intel®Core™i5-6500 3.2GHz クアッドプロセッサー |
MEM | 16GB DDR4 RAM |
HDD | 4TB SATA x6台(物理容量24TB) |
ソフトウェア構成
Virtualization Station V2.2
仮想ホストOS:CentOS7
ホスト名:centos7
CPU:1CPU(1Core 割り当て)
メモリ:1GB
仮想ホストOS:CentOS7
ホスト名:centos7
CPU:1CPU(1Core 割り当て)
メモリ:1GB
VMのバックアップ
バックアップ先QNAPの情報を登録
- centos7QNAPにブラウザ経由でadminでログイン
- Virtualization Station を起動
- 左メニューにある「VMのバックアップと復旧」をクリック
- [NAS説明の管理] クリック
- [新しいNASの説明] クリック
ウィンドウが起動します。 - バックアップ先のQNAPの情報を入力
バックアップするためのタスクを作成
- 左メニュー:VMのバックアップと復旧 をクリック
- [新規タスク] クリック
- 「リモートバックアップ」 選択
ここでローカルにバックアップしたい場合は「ローカルバックアップ」を選択します。 - [次へ] クリック
- バックアップに必要な情報を入力
項目 設定値 保存されているNASの選択 先ほど登録したQNAPを指定 宛先フォルダ バックアップ先となるフォルダを選択 - [テスト] クリック(リモートのQNAPと通信できるかを確認する)
バックアップタスクの実行
今すぐバックアップを行いたい場合
- [適用] クリック(タスクを完成させます)
- タスクのアクション項目にある[実行] クリック
- ステータスが「処理中」から「終了」に変われば、バックアップは完了です。
バックアップをスケジュールしたい場合
スケジュールタスクを作成します。
- 「1-2-5.新規タスク」の設定時に以下の設定
●「スケジュール」チェックボックスにチェックを入れる。
●バックアップスケジュール、保存する世代数の設定を行う - [適用] クリック
VMのリストア
バックアップした仮想ホストのイメージをリストアする手順です。
リストアするためのタスクを作成
- QNAPにブラウザ経由で、adminでログイン
- Virtualization Station を起動
- 左メニューにある「VMのバックアップと復旧」クリック
- [新規タスク] クリック
- 「リモート復旧」を選択
- [次へ] クリック
- バックアップイメージが保存してあるQNAPの情報を入力
ソースフォルダーは、バックアップイメージが保存してあるフォルダを指定します。 - バックアップイメージを選択(いつバックアップしたイメージを復元するか選択)
- [適用] クリック
タスクを完成させます。
リストアタスクの実行
- タスクのアクションの項目にある[実行]クリック
- ステータスが「処理中」から「終了」に変わればリストアは完了です。