COMPUTEX TAIPEI 2023 出展

2023年5月30日～6月2日 アジア最大規模のICT見本市「台北国際コンピューター見本市（COMPUTEX）」が、台北南港展覧館で開催されます。「ともに、無限の可能性を　Together we create」をコンセプトに、20の国と地域から1000社が出展し、世界から1万人以上のICTバイヤーおよび業界関係者が来場します。
当社は、スマート農業／車載ソフトウエア／モデルベース／アバター創作、といったテーマで、台北南港展覧館1館1階 【ブース番号：K1409】に出展します。
ご来場の際は、ぜひ当社ブースにお越しください。
 

では、展示の内容を、現地のポスターでご紹介します。

当社では、スマート農業のために「センサー」「ロボット」「人工知能（AI）」などの技術を研究・開発しています。

ブログ『スマート農業向け「土壌センサーシステム」の開発（研究開発）』でも紹介しています。

現在、事業化に向けて樹木センシングシステムを研究・開発しています。その第1ステップとして、カカオの木1本ごとに設置したセンサー（カメラ）で、カカオの実の画像を自動収集する仕組みを開発しています。次の第2ステップにおいて、カカオの実の成長状況をAIで解析するシステムを開発する予定です。

近い将来、カカオに精通した管理者が、AIが分析した農園内のカカオの成長状況をモニタールームで監視し、リモートで作業員に指示を出すようなシステムが実現するかもしれません。

当社では、組み込みや人工知能(AI)などの車載ソフトウエア設計を、ハードウエア実装を視野に入れた一貫サービスとして提供しています。

展示では、車載ソフトウエア設計で必須の「機能安全」に対する当社のアプローチとして、いままでのトレーニング内容や認定の実績を紹介しています。
ISO26262トレーニング、自動車機能安全プラクティショナー Basic (AFSP-B)、Competent（AFSP-C)など
機能安全プロセスをご要望のお客さまには、お客さまの安全管理責任者の監督のもと、当社認定エンジニアで構成されたチームがサポートします。

当社は、「Automotive SPICE」をベースにした開発プロセスを、お客さまの開発プロセスに合わせて、設計から検証まで高品質な開発プロセスでサービスを提供しています。

当社では、複雑化・巨大化する車載系システムで主流となる開発手法「モデルベース開発」（MBD: Model Based Development）に取り組んでいます。

「モデルベース開発」には、「モデル設計」と「実機テスト」の二つのフェーズがあります。
 

1. モデル設計フェーズ
   モータやECUなどの部品を、コンピューター上で「モデル」（*1）として表現し、シミュレーション（MILS: Model In the Loop Simulation）により性能を確認します。RCP（*2）での実機評価も可能です。
2. 実機テストフェーズ
   モデル設計後に、MATLAB/Simulinkで自動生成したコードを、ハードウエア（HILS: Hardware In the Loop Simulation）に置き換えてシステムを検証します。

*1：当社は、MATLAB/Simulinkを保有。
*2：RCP（Rapid Control Prototyping）  当社は、dSPACE プロトタイピング ユニットを保有。
 

当社では、メタバースの広がりで世界的に需要が高まっている、3Dアバターの創作サービスに取り組んでいます。
3Dアバターのデザインから環境の構築、品質確認まで、総合的なサービスを目指しています。

個性豊かな自分だけの3Dキャラクターを、手足の動きまで総合的にデザインします。人型や擬人化などのさまざまなジャンルにも対応します。

3Dアバターを操作できる環境を、スタンドアロン（ブース内に展示）、オンプレミス、クラウドへ構築するサービスを開始する予定です。

実際のメタバースを模擬した環境でモデルにさまざまな動きを与え、当社ベトナムオフショア拠点でフレームごとにモデルを目視検査します。